2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
明治の文豪幸田露伴によって、中国古典棋書の最高の書物として、その価値が紹介された適情録は、こんにちまでその存在が知られていない、幻の書でありました。それがこのたび、29巻9図の全巻揃いの原典を得て、復刻刊行されることは、私たち囲碁を愛する者に…
世界にはおよそ8700種の鳥類が生息し、亜種を含めば少なくとも30000種に及ぶが、本書には日本及び旧日本(南樺太、千島列島、小笠原諸島、沖縄諸島)産のほとんど全て、518種の鳥類の原色図を挿入し、亜種については図版で判別しうる程度のもののみを示した…
2003年 約232ページ。26.5㎝×34㎝ 本書には、副島種臣の従来未発表のものを含む諸作品全301点を収録する。うち、167点をカラ-図版で掲載し、参考作品として134点をモノクロ図版で掲載して補足した。 副島種臣の書を集めた唯一の作品集副島種臣書が出版されて…
平成11年版の第1巻より引用「仏教辞典といえば、望月信亨編仏教大辞典全10巻と、織田得能仏教大辞典全1巻の2編が、長いあいだ双璧と謳われてきた。中でも最も詳細、かつ学的な価値が高いといわれ、後の仏教辞典の模範とされたものがここで採り上げる望月信亨…
「今回復刻の海軍軍備沿革は、海軍大臣官房大正十年発行の第一冊と、これに引き続きロンドン会議後に及ぶ昭和9年末の極秘本二冊の合本である。共に現在においては稀覯本であるが、特に続編巻一および巻二は極秘赤本であったので、今日ではほとんど入手不可能…
往時の華麗な客船のインテリアデザインの原画が、幸いにも戦果を免れて、当社に沢山保存されています。塵埃を払いつつ一枚一枚カラースキームをめくっていくと、その絵のいずれにも当時の設計者が心血を注いで採色した筆の跡があり、見る者をして熱い感動さ…